こんにちは! ISL navi のさとみです
今回はタイトルの通り、アイスランドワーホリの魅力と詳細についてお伝えしていきます。
「ワーホリってどうなの?」と悩んでいる方も多いかもしれません。
私もかつては迷っていた一人ですが、その時間がもったないと感じたので、とにかく行動に移しました。
実際、私の周りにはワーホリに否定的な意見を持つ人もいました。
しかし、ワーキング・ホリデーの制度は、日本国民に与えられた貴重なチャンスです。
条件が整わないと、なかなか経験できない貴重な機会です。
異国の地に住み、異文化に触れ、異国の人々と働くという経験は、私たちの人生に大きな影響を与えるものです。
私はアイスランドでの生活や仕事を通じて、多くのことを学び、成長することができました。
このガイドを通じて、あなたもその一歩を踏み出す手助けができればと思っています
そもそもワーホリってなに?
ワーキング・ホリデー制度(通称「ワーホリ」)とは、簡単に言うと、日本と他の国が、お互いの文化や生活を理解し合うために設けたルールです。
この制度では、観光を楽しむだけでなく、滞在中に仕事をして生活費を補うこともできます。
私個人としては、外国に長期滞在する際や、働く際にビザ取得が難しいことが多いと感じています。
特別な技能がないとビザが取得しづらい場合があります。実際にアイスランドでそのことを実感しました。
しかし、ワーキング・ホリデー制度は、一定の条件と書類が整っていれば、他国での仕事経験を得ることができるため、とても優れた制度だと思います。
アイスランドのワーホリについて
まずは、アイスランドのワーキングホリデーの概要とポイントを一緒に確認しましょう。
大前提として、常にアイスランド移民局(The Directorate of Immigration)またはアイスランド大使館(Government of Iceland)の公式サイトで最新情報を確認するようにしてください。
ビザに関する情報は変更されることがあるため、公式サイトでの確認が重要です。
申請に関する詳細な情報、必要な提出書類と申請手続きの具体的な方法は次回の投稿でまとめていきます
以下の文から、アイスランドのワーキングホリデーの概要とポイントに入ります。
それでは、一緒に確認していきましょう
基本情報
- 協定の内容:アイスランドと日本は、ワーキングホリデー協定を結んでおり、日本はアイスランドとワーキングホリデー協定を結んでいる唯一の国です。
- 居住許可の法律:外国人に関する法律2016年第80号第66項に基づきます。
申請条件
- 日本に住む日本国民であること
- アイスランドでの文化体験を目的とすること
- アイスランドに永住する意志がないこと
- 申請時の年齢が18歳から26歳以下であること
- 滞在中に自給できることを証明すること
- 有効な健康保険に加入していること
- 過去5年間に海外で刑罰を受けたことがないこと
- 居住許可の推定有効期間を超えないパスポートを持っていること
アイスランドのワーホリは、他の国々と比べて年齢制限が厳しいです。通常、30歳までの国が多い中で、アイスランドでは26歳以下という制限があります。もし他の国でのワーホリを考えている場合は、この点に注意が必要です。私自身もこの年齢制限がアイスランドを選んだ理由の一つですので、計画を立てる際には年齢制限をしっかり確認してください。
申請不可条件
- すでにアイスランドで他の居住許可を持っている場合
- ワーキングホリデーをすでに利用している場合
- 扶養家族がいる場合
- 他の理由で居留許可を申請している場合
- 居住許可期間内に3ヶ月以上別の国に滞在する予定がある場合
申請手続き
- 提出先:アイスランド移民局(The Directorate of Immigration)またはレイキャビック圏外の地区コミッショナーの事務所
- ビザ申請:日本から直接申請することが推奨されます。90日間の観光ビザを利用して、アイスランド入国後にビザ申請をすることも可能ですが、申請処理が長引く可能性があります。
- 申請書類:申請書(英語で記入)、パスポート写真、パスポートのコピー、無犯罪証明書、健康保険証書、サポートに関する文書、帰国旅券の写しまたは十分な資金の証明など
アイスランドに入国後にビザを申請することはお勧めできません。公式情報に記載されている通り、ビザの許可が下りるまでに2〜3ヶ月かかる場合があります。観光ビザの有効期間は90日間です。入国前にビザの許可を取得しておくことを強くお勧めします。
ビザの権利
- 最大1年間の居住許可が付与されます
- 就労に制限はなく、労働局に申請することなく仕事を変更できます
- 家族の同伴は不可
- 永住権は付与されません
居住許可証の発行
- 申請者はアイスランド到着後1週間以内に写真を撮り、居住地を報告する必要があります
- 身分証明書を取得するために有効なパスポートを提示し、アイスランド入国から2週間以内に身体検査を受ける必要があります
日本からの申請者は、健康診断を受ける必要がない旨がこちらの文に記載されています。ただし、求められた場合には、指示に従って対応するようにしましょう。
申請のタイムライン
- ビザ許可までに平均2〜3ヶ月かかりますが、クリスマス前後は処理が遅くなる可能性があります。
アイスランドは2018年からワーキング・ホリデー制度を導入し、21番目の国となりました。年間の発給枠は非常に限られており、たったの30枠です。そのため、申請できるかどうか不安に感じたり、枠に間に合わないのではないかと心配になる方も多いかもしれません。こうした点については、次の記事で詳しくご説明します。
アイスランドワーホリの魅力
条件に無事当てはまりましたでしょうか?
続いては、なぜアイスランドのワーキングホリデーを選ぶべきなのか、その理由と魅力についてご紹介します。
アイスランドならではの特別な体験や独自の魅力を通じて、アイスランドでのワーキングホリデーがどれほどユニークで価値のあるものかをお伝えします。
自然の美しさ、文化の深さ、そして生活の楽しさを含むアイスランドのワーホリの魅力を、ぜひご確認ください。
世界一の治安の良さ!
Global Peace Index (GPI): こちらは、世界各国の平和度を評価・比較する指標です。経済・政治・社会の要因を考慮し、テロや犯罪、軍事力、紛争などのデータを基にして算出されます。
GPIは、平和な国ほどスコアが低くなり、高い順位に位置します。
アイスランドは、この指数で長年にわたって世界で最も平和な国としてランクされています。
「最も平和な国」とされる理由には、以下の要因が挙げられます:
- 低犯罪率:
- アイスランドは非常に低い犯罪率を誇っており、暴力犯罪や窃盗などがほとんど発生しません。これにより、国全体が非常に安全であるとされています。
- 政治的安定性:
- 政治的に安定しており、国内での内戦や大規模な社会不安がありません。政府や社会制度が安定しているため、国民は安心して生活できます。
- 強い法執行機関:
- 警察や司法制度が効果的に機能しており、法の支配が確立されています。法執行機関の信頼性が高いことも、平和を維持する要因です。
- 軍事的中立性:
- アイスランドには常設の軍隊が存在せず、国際的な紛争に巻き込まれることが少ないため、軍事的なリスクが低いです。国際的な平和活動には参加しているものの、国内の軍事的緊張はありません。
- 社会的連帯感:
- 小さな人口と強いコミュニティの絆があり、社会全体で協力し合う文化が根付いています。このため、社会的な対立が少なく、平和な環境が保たれています。
これらの要素が組み合わさることで、アイスランドはGlobal Peace Indexで1位に位置し、最も平和な国として評価されています。
ちなみにアイスランドの首相官邸は、首都レイキャヴィクのショッピング街にひっそりと佇んでいます。
そのシンプルで控えめな外観は、アイスランドならではの平和で落ち着いた魅力を放っています。
買い物の合間にぜひこの静かな場所に足を運んでみてください。
本当にここが首相官邸??と驚くほど開放的で、アイスランドの穏やかな雰囲気を感じることができるでしょう。
初心者でも聞き取りやすい英語!
公用語はアイスランド語!第二言語として英語!
この国ではアイスランド語が話せなくても心配はいりません!
多くのアイスランド人は英語を流暢に話し、英語を第二言語として日常的に使用しています。
特に、アイスランドでは英語が初心者にも聞き取りやすいという特徴があります。
これは、カナダやオーストラリア、イギリスなどの英語を母国語とする国々とは異なり、アイスランド人も日本と同じように、英語を第二言語として学んでいるためです。
その結果、比較的ゆっくりとしたペースで、わかりやすい単語を使って話すことが多く、英語が得意でない人でも安心してコミュニケーションを取ることができます。
生活や仕事においても、英語が通じるので困ることはほとんどないでしょう。アイスランドでの滞在を安心して楽しんでください。
また、多くの場所で移民の人々も見かけます。
日本人の私たちだけでなく、ヨーロッパの人々も第二言語となる英語で一生懸命にコミュニケーションを取っています。英語が苦手な方も恥ずかしがらず、堂々と話してみましょう。
英語はあくまで手段の一つであり、コミュニケーションのための道具です。アイスランドを楽しむ際には、積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。
そして、日本と同様に、アイスランド人も母国語を話してくれる外国人がいると嬉しい気持ちになります。
せっかくアイスランドを訪れるなら、少しでもアイスランド語を覚えてみてください。
例えば、”Takk”(ありがとう)や”Góðan daginn”(こんにちは)など、簡単なフレーズを覚えるだけでも、現地の人々との交流がより楽しく、深いものになるかもしれません。
ぜひ挑戦してみてください
お給料が高い!高水準の生活!
アイスランドで仕事を探す際、アイスランド語が話せない場合の選択肢について
観光業や第一産業といったアイスランド語を重要視しない仕事が中心となるでしょう。
これらの仕事は、主に季節労働者として働くことが一般的です。
以下に、アイスランドでの季節労働者としての生活水準と労働条件について詳しく説明します。
1. 給与と収入
- 観光業: アイスランドの観光業は非常に発展しており、特に夏季には多くの観光客が訪れます。観光ガイド、ホテルスタッフ、レストランの従業員などのポジションでは、時給が約2,500~4,000 ISK(約18~30 USD)です。英語や他の言語に堪能であれば、給与はさらに高くなることがあります。また、チップ文化があり、サービス業ではチップが給与にプラスされることもあります。
- 農業: 夏の農作業では、特に温室での仕事や、ブルーベリーなどの果物の収穫が主な仕事です。時給は1,800~2,500 ISK(約13~18 USD)ですが、長時間労働や週末労働によって、時間外手当が支払われる場合があります。
- 漁業: 漁業は、特に冬季に活動が盛んで、漁船での作業や魚の加工に携わることができます。時給は2,500~4,500 ISK(約18~33 USD)と高く、作業内容によってはインセンティブやボーナスが支給されることもあります。
2. 高水準の生活
アイスランドは生活の質が非常に高い国として知られています。
教育、医療、インフラなどの面で充実しており、労働者にとって安心して働ける環境が整っています。
- 生活環境: アイスランドは自然が豊かで、清潔で安全な生活環境が整っています。空気や水の質も非常に高く、都市部でも自然との共生が感じられる点が魅力です。生活費は高めですが、質の高い食品や公共サービスが利用できます。
- 住居: 賃貸アパートは都市部では月に100,000~200,000 ISK(約730~1,460 USD)程度ですが、観光業や農業の仕事では、雇用主が住居を提供することが一般的です。提供される住居はシンプルですが、費用を抑えることができます。
- 文化とレジャー: アイスランドの文化は、自然との調和を大切にしており、季節労働者もこの文化に触れることができます。休日には温泉に浸かる、ハイキングを楽しむ、北極光を観察するなど、豊かな自然を楽しむことができます。
3. 労働条件と福利厚生
- 労働時間と休暇: 季節労働者は週40時間の標準労働時間を超えて働くことが多いですが、労働法に基づき、超過労働には時間外手当が支給されます。夏季や冬季の繁忙期には、週に60時間以上働くこともありますが、その分給与も増加します。契約終了後に有給休暇が支給される場合もあります。
- 医療と安全: アイスランドは高水準の医療サービスを提供しており、すべての労働者が医療保険に加入できます。職場での安全対策も厳格で、特に漁業や農業の現場では、作業前に安全教育が行われます。
4. 生活コストと収支バランス
- 食費: 食品の価格は高めですが、品質が高く、安全性が保証されています。地元産の新鮮な食材が手に入りやすく、外食も選択肢の一つですが、コストを抑えるためには自炊が推奨されます。月々の食費は40,000~70,000 ISK(約290~510 USD)が目安です。
- 交通費: アイスランドは公共交通機関が発達していないため、車をレンタルするか、雇用主が提供する交通手段を利用することが一般的です。都市部ではバスやタクシーが利用できますが、地方では移動手段が限られるため、事前に確認が必要です。
5. 雇用機会とキャリア展望
- 多様な雇用機会: 観光業、農業、漁業以外にも、建設業やサービス業でも季節労働者を求めることがあります。アイスランドの経済は安定しており、特に観光業が好調です。労働者は短期の契約でも、経験を積むことで将来的に長期契約や正社員の道が開けることもあります。
- 語学スキルとキャリアアップ: 英語が広く通じるため、英語を話せることでコミュニケーションに困ることは少ないですが、アイスランド語を学ぶことで地元の人々との関係を深めたり、より良い職務を得ることができる可能性があります。
アイスランドでの季節労働は高収入が期待できる一方で、生活費も高く、計画的な資金管理が求められます。
しかし、高水準の生活環境、豊かな自然、安定した雇用機会など、アイスランドならではの魅力を享受できる点が大きなメリットです。
圧倒的!日本人との遭遇率の少なさ!
日本人との遭遇率は驚異の0.5%以下!?
アイスランドは、観光地として他のヨーロッパ諸国に比べると比較的マイナーであり、特に日本人観光客の数は少ない傾向にあります。
そのため、アイスランドを訪れる日本人旅行者は他の人気観光地と比べて少数派であり、滞在中に日本人と遭遇する機会は非常に限られています。
このような状況は、現地の人々や他の国からの観光客とより密接に交流するチャンスを提供し、一般的な観光体験とは異なる、より深い文化的な体験を味わうことができます。
特にワーキングホリデーでの滞在を考えている方にとっては、他の国でありがちな「日本人コミュニティに固まってしまう」という心配が少ないのが、アイスランドの魅力の一つです。
実際、私は一年間アイスランドの都心外で生活しましたが、その間に日本人と出会ったのはたった一度だけでした。
このような環境は、日本人の少ない場所で独自の体験を追求したい人にとって、アイスランドを選ぶ大きな理由となるでしょう。
アイスランドでの滞在は、文化や言語の違いを超えて、現地の自然や人々と深く関わる機会を提供します。
その結果、日本とは異なる価値観や生活様式を直接学ぶことができ、自分自身を成長させる貴重な経験となります。
特に、都市部ではなく地方での生活を選ぶことで、より静かで伝統的なアイスランドの暮らしを体験できるでしょう。
このような環境は、他の観光地では得られない独自の魅力を持っており、日本からの距離を感じさせないほどの満足感を与えてくれます。
まとめ
アイスランドでのワーキングホリデーは、ただの旅行ではなく、人生に深い影響を与える貴重な経験となるでしょう。
世界一の平和な国であるアイスランドで、自然の美しさと高水準の生活を享受しながら、多文化に触れることができます。
英語が通じる環境で、独自の体験ができる一方、日本人との接触が少ないことで、より深く現地の文化に浸ることが可能です。
このガイドが、あなたのアイスランドでのワーキングホリデーに向けた第一歩を踏み出す手助けになれば幸いです。
興味を持った方は、ぜひこの機会を活かして、新しい冒険に挑戦してみてください。
アイスランドの大自然と温かい人々が、あなたを待っています。素晴らしい体験ができることを願っています
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